富士フイルム スキンケア研究所 研究トピックス
根強いシミの原因にアプローチ
- シミ
- くすみ
- 紫外線
シミができるメカニズム
紫外線を浴びると、肌を守るためにメラニンがつくられ、皮膚を黒くします。ターンオーバーが正常であれば古い角質と一緒に剥がれ落ちるため、いつまでもメラニンが皮膚に残ることはありません。
ところが、紫外線によりメラニンが過剰につくられたり、皮膚の代謝力が衰えたりしていると、メラニンが皮膚の中に残ってしまい、それがシミの原因となるのです。
「gp100」とは?
「gp100」とは、シミの原因となるメラニン色素を含むメラノソームの骨格を形成するメラノソーム構造タンパクのこと。
シミの元となるメラニンは、肌の奥深くのメラノサイトという細胞内に存在するメラノソームという袋に蓄えられます。「gp100」は、ラグビーボールのような形をしたやわらかな袋状のメラノソームの中で強固な骨組みを形成。
この骨組みに、メラニンが蓄積していくのです。メラニンの粒をたっぷりとぶら下げた強固な「gp100」は、肌にとどまり、根づくシミの原因となっていたのです。
「gp100」を分解する
アプローチ
富士フイルムは、根づくシミの原因「gp100」を分解してシミを解決する2つのアプローチを発見しました。
アプローチ その1
「gp100」をつくらせない
“シミのはじまり”にアプローチ!
米ぬかや米胚芽から抽出された植物性成分「オリザノール」に「gp100」の分解を助ける力があることを発見。
富士フイルムは、独自技術で「オリザノール」をナノ乳化して浸透力を高めた「ナノライスクリア」を新たに開発しました。
アプローチ その2
「gp100」を分解する
“シミのおわり”にアプローチ!
セリ科のハーブ「センテラアジアチカ」から抽出された「AMA」は、シミの元となるメラノサイトを眠らせ、メラニンの生成を抑制します。
富士フイルムは、独自の技術で「AMA」をナノ化し、肌の奥深くに成分を効率よく届け、効果を最大限発揮させる「ナノ化したAMA」を開発しました。
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