泡からジェルに。
泡がはじけてパチっと肌に刺激を与え、
ジュワっとジェルで浸透*1する新感覚

相見 牧子

R&D統括本部 バイオサイエンス & エンジニアリング研究所

*1 角層まで。

「アスタリフト スパークル タイト セラム」は、泡ジェルという新しいテクスチャーを用いているそうですが、それはどのようなものですか。

相見:「泡ジェル」は、泡とジェルそれぞれのメリットが活きるように開発したテクスチャーです。泡の“はじける”という特徴は、泡に含まれるガスが揮発する時に泡膜が破裂することによって起きるものですが、それが肌へ心地よい刺激を与えます。

また、ガスが気化することで肌を冷やして引き締める効果も期待できます。ジェルには、肌の上に長く停滞するという特徴があります。それによって、引き締め効果を持続させることと、美容成分がしっかり浸透*1することが期待できます。

図:「泡」と「ジェル」の両立に挑戦
図:泡でもない、ジェルでもない。新感覚!泡ジェル(POPスパークルジェル)

*1 角層まで。 *2 ガスの気化による。

そして、美容成分をしっかり浸透*1させるために、泡の膜に美容液を閉じ込める処方技術を開発しました。一般的な、例えばムースみたいな柔らかい泡だと、泡の膜がとても薄くて美容液を十分に配合することができません。しかし、厚みのある泡の膜を作ることで美容液をたっぷり配合することができるようになりました。泡がジェルに変わるという独自のテクスチャーは、こういった背景があって開発されたのです。

泡の膜に美容液を閉じ込める処方技術を開発

*1 角層まで。

そのほかに「アスタリフト スパークル タイト セラム」の開発における特徴はありますか。

相見:美容成分のひとつとして、黒胡椒に由来する成分「テトラヒドロピペリン(うるおい成分)」を加えました。加え方にも工夫を重ね、肌への浸透*2性を高めるために独自のナノテクノロジーで「ナノスパークルショット*1」を新しく開発しました。まず、毛穴が気になる肌に浸透*2しやすくなるよう、テトラヒドロピペリン*3を皮脂に馴染みやすいオイルに溶解させ、さらにナノサイズに極小化しています。

そうしてできた「ナノスパークルショット*1」は高い浸透性*4が期待できるのです。「泡ジェル」と「ナノスパークルショット*1」の2つのアプローチ方法で、成分を与えるだけでなく、肌をしっかりと刺激し、鍛えるという新しい発想から“スパルタ泡美容*5”というキーワードが生まれました。泡で鍛える“泡トレ”を、ぜひ体感していただきたいです。

「ナノスパークルショット」を新開発

*1 独自ナノ成分から放出されたテトラヒドロピペリン(うるおい成分)。 *2 角層まで *3 うるおい成分 *4 角層まで、当社比 *5 パチパチ弾ける泡で肌をケアすること。

開発者プロフィール

相見 牧子

R&D統括本部 バイオサイエンス & エンジニアリング研究所

2001年に入社、専門研究分野は有機合成、乳化分散。
入社時はプロ用カラーフィルムや染毛剤の合成の開発を、ライフサイエンス研究所ではルナメアAC、エッセンス デスティニーの開発を担当。

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