ホワイト ジェリー アクアリスタ開発の軌跡

Part2

ブランドの代名詞
ジェリー アクアリスタが
誕生するまで

新たなチャレンジ。そして、ブランドの代名詞の誕生

ブランド誕生から3年後。ついに、アスタリフトの代名詞ともいえる商品が誕生する。ジェリー アクアリスタだ。研究員は、セラミドのナノ化に奮闘した。

統括研究マネージャー永田 幸三(以下、永田):

アスタリフトの代名詞と言えるジェリー アクアリスタ誕生までには、本当にさまざまな苦労がありました。

研究マネージャー森 久容 :

『ヒト型セラミド』を高濃度に配合しようとすると、結晶化してしまい製品として成り立ちませんでした。なんとかナノ化して高濃度配合できる方法を探りましたが、従来の方法ではナノ化の糸口が見つからず、富士フイルム内にある他の技術を応用できないかと考えました。

ジェリー アクアリスタが完成したときは、一緒に頑張った研究員と喜びを分かち合いました。発明賞を受賞したのも、化粧品メーカーで初めての受賞だったので、本当に嬉しかったです。

2014年ヒト型ナノセラミドを配合した保湿に優れる機能性化粧品に関し、発明者である富士フイルム社員4名が平成26年度全国発明表彰において化粧品で初めてとなる「発明賞」を受賞。

研究員中畝 明菜 :

私は、私たちが開発した独自技術でナノ化したヒト型ナノセラミドが、肌に浸透*1している様子を可視化するという研究をしていました。

すべての課題をクリアして完成できたこと、そして、その一端を担うことができたことは、嬉しかったです。

永田 :ナノ化の研究を進めていくと、セラミドを高濃度に配合する最適な形状は何かという課題にぶつかりました。さまざまな形状を試し、たどり着いたのがジェリー状でした。

当時、赤いジェリー状の美容液というのもめずらしかったので、周囲のメンバーからの反響も多く、開発者としてはとても嬉しかったのを覚えています。

チーム一丸となって、本当にこだわって開発しました。その結果が、お客さまに心から喜んでいただける商品となったことを全員が誇りに思っています。

*1 角層まで。

  • R&D統括本部 バイオサイエンス& エンジニアリング研究所
    統括研究マネージャー永田 幸三

  • R&D統括本部 バイオサイエンス& エンジニアリング研究所
    研究マネージャー森 久容

  • R&D統括本部 バイオサイエンス& エンジニアリング研究所
    研究員中畝 明菜

ホワイト ジェリー アクアリスタ開発の軌跡

*1 アスタリフト ジェリー シリーズ内で唯一美白有効成分を配合。

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