STORY

2022.05.13

<cresc.の人 vol.2>
はじめましてブランディング担当の西村です。

ブランディング担当の西村です。

みなさま、はじめまして。
ブランディングを担当している、西村と申します。

この春デビューを迎えた、敏感肌スキンケア「cresc. by ASTALIFT」。手に取ってくださった方々から、続々とお寄せいただく感想に日々励まされています。嬉しいことに、クレスクの世界観に共感してくださっている方が多く、ブランディング担当の私としては、胸がいっぱいです。

今回は、クレスクのことをもっと知っていただけるように、私たちがブランドに込めた思いについてお伝えします。

INDEX

ブランドを一から築く、という決意。

クレスクのことをお伝えする前に、まずは、簡単な自己紹介をさせてください。私は、クレスクのブランディング担当として、「クレスクの世界観」を統括する役割を担っています。一言でいうと、ブランドのイメージづくりですね。

具体的には、コンセプトメッセージの開発や広告ビジュアル制作、SNSの発信に至るまで、みなさまとクレスクを繋ぐ、“コミュニケーション設計”を担当しています。

ブランドを一から築く、という決意。

▲ 休日はキャンプによく行きます。青空の下で食べるご飯は最高です!

と言っても、一からスキンケアブランドを立ち上げるという経験は、私にとってクレスクがはじめてでした。実は私、富士フイルムには中途採用で入社しているんです。大学卒業後は広告代理店に勤め、お菓子などのマーケティングやブランディング業務に携わっていました。

そうした経歴はありながらも、実際にクレスクのブランディング担当に決まった時には、新しい挑戦を前にしたワクワクと同時に果たして自分にこんな大役が務まるのかと不安を抱いたことを覚えています。ですが、ブランドを一から築き上げていく機会は、おそらくこれからのキャリアの中でもそうそう恵まれることではないなと、すぐに意識を切り替えました。そのとき、この職場で自分が成し遂げたいことがとてもクリアになったんです。

こうして振り返ってみると、私にとってクレスクとの出会いは、マーケターとしての大きなターニングポイントだったなと思います。

実体験をもとにして、クレスクの“個性”を。

実体験をもとにして、クレスクの“個性”を。

クレスクは、私たち担当メンバーも同じ肌悩みを抱えるユーザーのひとりとして、みなさんが欲しいスキンケアはどんなものか、あったら嬉しいコミュニケーションは何かを、とことん考え抜いて生まれたブランドです。クレスクにふさわしい「個性」についても、商品設計のこだわりと同様に何度も話し合いを重ねて、少しずつ磨いていきました。

肌がゆらいでいる状態の時に、どのように接してもらいたいか。
日常の中において、どんな存在であってほしいか。
使ったときに、どんな気持ちにしてくれると嬉しいか。

こうした様々な切り口からブランドの姿勢を徐々に定めていき、「個性」を明確にしていきました。

誰しも心の中には色んな感情があり、そのときどきで心模様も変わると思います。朝起きたときに、今日はなんだかいいなと思う日もあれば、その逆も。よく考えてみると、肌のコンディションは気分にも左右されるものかもしれない。そんな私たち自身の実体験もベースにしていった結果、「いいときは楽しく、わるいときはそっと寄り添うようなブランド」という「個性」が出来上がっていきました。

こうした検討を重ねる中で、私がずっとこだわっていたのは、クレスクならではの独自性は持たせつつも、共感性も大切にすることでした。一人でも多くの方に、クレスクに親しみを感じていただきたかったんです。

ブランドの“らしさ”を広告ビジュアルにのせて。

クレスクの「個性」を表現するために、まず着手したのは広告ビジュアル制作でした。完成した広告ビジュアルを見ていただくとわかるように、私たちはクレスクの世界観を「寄り添う二人の女性」に託しました。

ひとりはクールな佇まいで、もうひとりはやさしげな雰囲気を纏っている二人の女性。髪型や表情がどこか似た二人を通して、肌も心もゆらぎがちな一人の女性の、日々の変化を描いています。

萬波ユカさんとチバユカさん

また、ブランドを身近な存在として感じてもらえるよう、暮らしのワンシーンをいくつか切り取っていくことで世界観にストーリー性をもたせたのも、工夫したポイントです。写真を少し淡い色味に抑えながら、フィルムカメラで撮ったような質感に仕上げることで、より親しみやすくナチュラルな印象になるようにも心がけました。

萬波ユカさんとチバユカさん

キーとなる二人の女性は、萬波ユカさんとチバユカさんに演じていただきました。私たちが表現したいクレスク“らしさ”と、お二人の雰囲気がぴったりだと感じたのです。

クレスクの広告ビジュアルが世に出てまもなく、ユーザーのみなさまから世界観に共感したとのお声をたくさんいただけたときは、とても嬉しかったですね。

より共感していただけるブランドへ。

3月の発売以来、日々いただくフィードバックは私たちの励みとなっています。お手に取ってくださり、本当にありがとうございます。みなさまからのお声を受けて、クレスクの良さをもっとたくさんの人に伝えていきたいという使命感を、改めて強く抱きました。プロジェクト開始当初と比べても、クレスクを育てていく過程の中で自分自身も大きく成長できた気がします。

みなさまにとって、クレスクが毎日をここちよくする存在になれるように。ブランディング担当者として、今後はいただいたお声をもとに、より共感していただけるブランドへとアップデートしていきたいと考えています。

特に力を入れていきたいのは、SNSでのみなさまとのコミュニケーションです。スキンケアに関する情報や、ここちいい毎日を送るためのコンテンツをお届けすることはもちろん、DMやアンケートを通していただいたお声にも、積極的にお答えしていきたいと思います。ぜひSNS上で、たくさんお声をお聞かせください。

西村 芙美 Fumi Nishimura

Profile

西村 芙美 Fumi Nishimura

商品開発・ブランド推進本部 ブランドマネージメントグループ

広告代理店で培った経験を活かし、現在はクレスクのブランディングを担当。趣味は、休みの日にキャンプや音楽フェスなどに行くこと。好きな食べ物はプリンと洋梨。