みなさま、はじめまして。 商品企画を担当している、佐藤と申します。
ついに、敏感肌スキンケア「cresc. by ASTALIFT 」がデビューしました。 実を言うと、私、佐藤がはじめて手掛ける新ブランドなんです。 素直に、今、とてもドキドキしています。
クレスクは、敏感肌にもっと寄り添うスキンケアが欲しい、という思いから生まれたブランド。私たち担当メンバーも肌悩みを抱えるユーザーのひとりとして、アイデアを広げ、カタチにしてきました。
今日は自己紹介も兼ねて、私のスキンケア遍歴、そして、クレスクに込めたこだわりや大切にしていることを、お話ししたいと思います。
不安定な自分の肌に、悩んでいました。 ▲ 8年間暮らした第二の故郷、シンガポールでの思い出の場所。
私が今こうしてスキンケアの商品企画に携わっているのは、自分自身もスキンケアに悩んできたからです。
幼少の頃は、親の仕事の都合により海外で暮らす時期が多く、小学4年生から高校を卒業するまでシンガポールで過ごしました。 シンガポールは日本よりも紫外線が強いので、もちろん真っ黒に日焼けはしていましたが、特別にUVケアなどはしていませんでした。肌に悩む暇もないくらい、学生生活が楽しかったんです。
ところが、大学入学と同時に日本へ戻ってきてから、乾燥したり、ニキビができたり、化粧ノリが悪かったりと、次から次へと肌トラブルに直面しました。 当時、飲食店でアルバイトもしていたので人前に出ることも多く、いつしか「荒れた肌を見られたくない」という肌コンプレックスを抱えてしまい、その反動で過度なスキンケアにのめり込んでいったんです。
▲ 大学時代のバイトの影響もあり、コーヒーが好きです。
振り返ってみると、大学時代の私は、スキンケアに一生懸命すぎたと思っています。 闇雲に使用アイテムを増やして、肌に一方的に「与えること」が、スキンケアにおいて何よりも大切だと思っていたんですよね。
しかし、いくらお手入れをしても良くならない自分の肌を見つめたとき、本当に大切なのは、肌悩みの原因を理解し、必要なものだけ選んで与えるお手入れなのだと気づきました。 肌トラブルが起きた時も、過保護になりすぎず、適度な距離感で向き合うことの大切さに気づいたのです。
スキンケアを価値観から見直すことで、長く抱えていた肌悩みは次第によくなり、気持ちも軽やかになっていきました。 気持ちが不安定だと肌も荒れがちになり、逆に気持ちが上向きだと肌も調子がよくなる。 そんな風に、肌とこころは、とても密接につながっていると考えるようになりました。
ゆらぎがちな肌と心に寄り添うために。 今回、新しいスキンケアブランドを立ち上げるにあたって、私たちが最もなんとかしたいと思ったのは、敏感肌という肌悩み。
私自身もそうなのですが、近年、環境の変化により敏感肌に悩む人が増えています。 ゆらぎがちな肌と心を少しでもサポートしたい。また、かつての自身の経験からも、肌や心と「ちょうどいい距離感」を結べる、そんなスキンケアがあればいいなと考えました。 そうして生まれたブランドが、「cresc. by ASTALIFT 」です。
商品企画をしていたのは、ちょうどコロナ禍の最中でした。 今、敏感肌に悩む人がいちばん欲しいと思うスキンケアって、どんなだろう? 機能や品質の良さは当然ですが、それだけではないのでは…。
テレワーク中、部屋の中に雑然と積み上がったオンラインショップの段ボールや、何となく購入したもののあまり使う気になれない化粧品が目に入ったときに、ハッとしました。 欲しいのは「日常に寄り添い気分を上げてくれる存在」だと。
クレスクは、オンラインショップでお求めいただくスキンケアブランドなので、使っていただく方と直接お会いするのは難しいのですが、だからこそ心までもてなせるような「体験」をお届けしたいと強く思ったのです。
そうした着想のもと、クレスクには、箱が届いた瞬間から、毎日のお手入れの一瞬一瞬まで、日常に寄り添える工夫をちりばめることにしました。
「cresc. by ASTALIFT 」に、 沢山のこだわりを詰めて。 振り返ってみると、クレスクは、メンバーみんなの思いが化学反応を起こしてできあがっていったという実感があります。 これは不思議なんですが、クレスクというブランド名が決まってから、みんなの中であふれるほどアイデアが生まれていったんです。
あふれる発想をどれも実現したくて、ときに関係するメンバーを振り回してしまったかもしれません。しかし、カタチにしたアイデアはどれも、これからクレスクを手に取る方々にきっと喜んでもらえるものになったと思います。
たとえば、きらきら光るジェリーコンディショナーのテクスチャー。成分などの商品設計にこだわったのはもちろんですが、見た目も楽しい新感覚のテクスチャーになるように工夫しました。ポイントは、ジェリーに仕込んだ気泡。光に反射してきらきらと透き通り、揺らすとぷるぷるとするんです。
また、パッケージについても、たくさんのこだわりを込めました。詳しくは、私が信頼するデザイナーから今度たっぷりお話させてもらいますね。楽しみにしていてください。
気づきを、前向きな変化に。 ここまでお話したことを含めて、クレスクは、私にたくさんの気づきを与えてくれました。 デビューを迎えるこのブランドに、何か言葉を贈るとしたら、いろいろ教えてくれてありがとう、という気持ちですね。もちろん、私たちの商品開発は、まだまだ続きます。
クレスクは、変わることを前提に生まれたスキンケアブランド。みなさまの変わりゆく暮らしや時代に合わせて、ちょうどいい距離感で共に変化し、ずっと寄り添っていくことを目指しています。
最後に、クレスクと出会ってくださったみなさまへ。 ぜひ率直なご感想やご意見を私たちに聞かせてください。どんな小さなことでも嬉しいです。 みなさまと共に変化するクレスクを、これからどうぞよろしくお願いいたします。
Profile
佐藤 悠絵 Yuka Sato
商品開発・ブランド推進本部 化粧品グループ
ニキビ・エイジング悩みに着目した化粧品の商品企画を経て、現在はクレスクを担当。週末に、夫とおうちでゲームをすることがマイブーム。