LIFESTYLE
2023.07.07
同じ装いやメイクアイテムでも、ちょっとした工夫で“やせ見え”は可能です。
プロのテクニックを参考に、夏のおしゃれをランクアップしてみませんか？
教えてくれたのは……
金田太郎さん
スタイリスト
雑誌や広告を中心に活躍。アーティストのスタイリングなども手がける人気スタイリスト。男女を問わず、カジュアルからモードまで幅広いジャンルのスタイリングをこなすマルチな人物。
ほっそり見せるための着こなしには、メリハリが大切。ポイントは３つのパーツ見せです。隠す部分と見せる部分を明確にすることを心がけましょう。
首元は隠さず、V字に開けることでほっそりと長く見えます。ブラウスやシャツのボタンを1つ、または、2つはずすだけでOKです。
腕の中でも太さが気になる二の腕。その部分は隠しても大丈夫ですが、ひじ下から手首は見せたほうが、やせ見えします。長袖ならロールアップして。五分袖もおすすめです。
足首は脚の中で一番細い部分。隠さずに出しましょう。パンツは、丈を少し短いものにするなど、足首が見える長さのものを選ぶ、または、ロールアップがおすすめです。
清涼感のある淡い色の装いも、素材や柄、ディテールを選べば、やせ見えが叶います。
ストライプ＝縦縞は、縦のラインを強調し、横幅をカムフラージュする視覚効果が。柄ものを選ぶなら、断然、ストライプがおすすめです。
ハリ感や厚みでもたつく素材は、どうしても膨張して見えがちです。適度に体になじむ、とろみや落ち感のある素材で、しなやかに見せましょう。
足首が見えるクロップド丈のパンツは、足元をスッキリと見せてくれます。膝から足首にかけて細くなっているデザインを選ぶのが◎。
パンツに施されたセンタープレスは、きちんと感を出してくれるだけでなく、縦のラインを強調して脚長に見せるというメリットもあり、おすすめです。
装いのワンポイントとなるアクセサリーにも、やせ見えの効果があります。例えば、首元にV字のラインを描くネックレス、耳元で揺れる縦長のピアスなどはスラリ見えアイテムです。