バイアス折りの折り方
まずは、基本のテクニックとして、バイアス折りの折り方をご紹介します。様々な巻き方に応用できる基本テクニックなので、ぜひ覚えておきましょう。
LIFESTYLE
2023.06.09
1990年代を感じさせるファッションが流行している今、「スカーフ」人気が再燃しています。
首元やバッグにプラスするだけで、いつもの装いにスパイスが加わります。
お気に入りの1枚でおしゃれの幅を広げてみませんか。
教えてくれたのは……
立石和代さん
スタイリスト
女性誌やWeb、広告などで活躍する人気スタイリスト。コンサバティブからモードまで幅広いジャンルをこなし、モデルやタレントからの信頼も厚い。
まずは、基本のテクニックとして、バイアス折りの折り方をご紹介します。様々な巻き方に応用できる基本テクニックなので、ぜひ覚えておきましょう。
マニッシュなシャツやジャケットと相性抜群の“ネクタイ巻き”。きっちりと締めすぎず、ラフにあしらうのが今年らしさ。例えば、デニムスタイルにプラスすると、カジュアルダウンしすぎずにきれいめな印象に。もちろん、オフィススタイルにもフィットします。カチッとしたスーツに合わせると、スカーフの彩りと柔らかな素材の効果で、ほどよいエレガントさをプラスできます。より品よく仕上げたいなら、ワントーンのものを選ぶのが◎
バイアス折りにしたスカーフを後ろから首にかけ、片方が長くなるように左右の長さを調整します。
長いほうが上になるようにクロスし、短いほうに2回巻きつけます。
巻きつけた長いほうを下から通して上に出します。2でできた結び目に通し、キュッと下に引っ張り、形を整えれば完成。
装いだけでなく、アクセサリーとして髪や腕、そしてバッグなどに幅広く使えるのもスカーフの魅力の一つ。例えば、皆さんがお持ちのシンプルな黒やブラウンのバッグのハンドルにカラフルなスカーフをくるくると巻きつけるだけで、スカーフの存在感が出て、一気に華やぎます。コーディネートのポイントは、スカーフの中の色を1色でもいいので、装いに取り入れること。そうすることで統一感が生まれ、おしゃれ度が増します。
巻きつけるハンドルの中央からスタート。バイアス折りしたスカーフの中央をハンドルの真ん中に置きます。
STEP1の中央を左手で押さえ、右手で時計回りに、ハンドルにくるくると巻きつけます。
ハンドルのつけ根まで巻きつけたら、輪を作り、スカーフの先端を上から下へ通して締めます。
今度は右手でハンドルの中央を押さえ、左手で左方向へ、同じく時計回りにハンドルに巻きつけます。
左側のハンドルのつけ根もSTEP3と同じ要領で輪を作り、スカーフの先端を上から下へ通して締めて完成。