LIFESTYLE

2022.08.12

生活を豊かにするアロマの取り入れ方

生活を豊かにする
アロマの取り入れ方

生活を豊かにするアロマの取り入れ方

植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)。
それを用いて行う “アロマテラピー” を日常生活に手軽に取り入れて、より豊かな時間を楽しみましょう。

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教えてくれたのは……

石井亜矢子さん

アロマセラピスト・モデル

石井亜矢子さん

空間に精油の香りを広げて楽しむことができるディフューザーは、アロマ初心者の方にもおすすめです。中でも、手軽に使えるのが、精油を霧状に噴霧させて香りを空間に広げる超音波式や噴霧式タイプのもの。好きな香りの精油を数滴入れて、存分に楽しむことができます。

※使用方法は各ディフューザーによって違うので、使用説明書に従ってください。

シーンで選ぶおすすめの精油

シーンで選ぶおすすめの精油
シーンで選ぶおすすめの精油

精油のいろんな活用法

精油は、ディフューザーで香りを楽しむだけでなく、いろんな使い方ができます。日常生活の中で役立つ活用法の一部をご紹介します。

活用法① ハウスキーピング

重労働な家事。面倒に感じてしまうお掃除も、好きな精油の香りに包まれると楽しく、効率アップにつながるかもしれません。雑巾がけや拭き掃除には、消臭や殺菌·消毒作用の高いぺパーミント、ティートゥリー、ユーカリ、レモンなどの精油がおすすめです。

ハウスキーピング

使用方法

バケツにお湯か水を入れ、しっかりかき混ぜながら精油(植物100%)を2~3滴垂らします。そこに雑巾を入れて十分に浸し、よく絞ってからご使用ください。

活用法② アロマバス

湯気と一緒に立ち上がる精油の香りに包まれ、心地よいバスタイムを堪能できるアロマバス。湯船の温熱の効果に加え、精油の香りで心身にアロマテラピー効果をもたらします。その日の気分に合わせて、お好みの精油でバスオイルを作ってお楽しみください。ブレンド使いも◎。

アロマバス

使用方法

ビーカーなどの容器を用意。そこに無水エタノール10mlと精油(植物100%)を2~3滴入れ、ガラス棒などで混ぜて撹かく拌はんすればバスオイルが完成。お湯を張った浴槽に、かき混ぜながら入れてください。精油(バスオイル)はお湯や水に溶けないため、浴槽にそのまま垂らすと原液が肌に触れて肌トラブルを招く恐れがあるので、必ずしっかりと混ぜてください。

活用法③ マスクスプレー

マスクをしている時間が長くなると、ストレスを感じてしまう方も少なくありません。そんなときには、マスクスプレーがおすすめ。スッキリとした香りと、雑菌の繁殖を抑える効果があるティートゥリーやユーカリ、オレンジなどの精油でマスクスプレーを手作りしましょう。

マスクスプレー

使用方法

スプレーボトル(アルコール使用可のもの)を用意。そこに無水エタノール10ml、精製水90ml、精油10~20滴を入れて蓋をし、容器を振って撹拌します。使用するときはよく振ってから、マスクの外側にスプレーします。

※100mlボトルの場合の使用量です。
※作ったマスクスプレーは、防腐剤や保存料が入っていないので、使用期間は2週間が目安です。直射日光が当たらない涼しい場所で保管しましょう。

活用法④ 虫除けスプレー

精油の中には、虫除けに効果のあるものがあります。シトロネラ、レモングラス、ゼラニウムなどがその代表格。気温が高くなるこれからの季節は、ハイキングやキャンプなどに限らず、庭のお手入れや屋外のお掃除時にもあると便利。精油で簡単にナチュラルな虫除けスプレーを作ってみましょう。

虫除けスプレー

使用方法

スプレーボトル(アルコール使用可のもの)を用意。そこに無水エタノール10ml、精製水40ml、精油5~10滴を入れて蓋をし、容器を振って撹拌します。※50mlボトルの場合の使用量です。

※作った虫除けスプレーは、防腐剤や保存料が入っていないので、使用期間は2週間が目安です。直射日光が当たらない涼しい場所で保管しましょう。

ご使用時の注意点

  • ・精油は決して原液を肌につけないでください。
  • ・誤飲しないように気をつけてください。
  • ・肌が弱い方は、事前にパッチテストをすることを
  • ・おすすめします。肌に合わない場合は、すぐに使用を中止してください。
  • ・小さなお子様に使用する場合は、直接肌に触れないようにしてください。

ペットを飼っているときの注意点

ペット、特に猫やフェレットは精油の成分をうまく分解できないため解毒できず、重篤な症状が表れることがあります。レモンやオレンジスイートなどの柑橘系の香りは特に注意が必要とされています。ご家庭で精油をご使用になられる際は、ご購入店もしくは獣医師に必ずご確認のうえ、ご使用ください。

精油の香りを取り入れ、よりここちいい毎日を目指してみてはいかがでしょうか。