BEAUTY

2022.12.02

敏感肌には化粧水選びが大切
うるおう肌を目指すには

敏感肌には化粧水選びが大切

季節の変わり目の湿度変化や少しの刺激が、肌トラブルにつながりやすい敏感肌。「毎日ケアしていても手応えが…」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

敏感肌は季節や体調の変化が原因となることもあるため、肌の状態にあわせた化粧水選びが大切です。

敏感肌にお悩みの方へ、敏感肌になりやすい肌の状態や原因、おすすめの化粧水成分などを紹介します。自分に合った化粧水を選ぶことで、うるおう肌を目指しましょう。

INDEX

敏感肌の原因のひとつは、「角層の乱れ」だった

敏感肌の原因のひとつは、「角層の乱れ」だった

肌が敏感な方こそ「化粧水選び」は重要なポイントです。なぜなら化粧水は、肌の表面である「角層」にうるおいを与え、肌を健やかに整える役割があるからです。まずは「角層」がどのような働きをするのか、知ることからはじめましょう。

肌の一番外側にある角層は、細胞が幾重にも重なって作られる組織です。紫外線や空気中の汚れなどの外部刺激から肌を守ったり、新陳代謝によってメラニンを排出したりする働きがあります。

また、何重にもなった細胞と細胞の間をうるおいで満たし、水分をしっかりとかかえこむ役割も果たしています。

このように刺激から肌を守り、うるおいを蓄える働きがある角層ですが、さまざまな要因によって乱れが生じると、乾燥やニキビなどの肌トラブルを起こしやすい敏感な状態となってしまうのです。

ではどのような要因で角層は乱れてしまうのでしょうか。

要因❶ 不規則な生活習慣

適度な運動、睡眠、バランスの取れた食事で健やかな肌は育まれます。不規則な生活を続けると、ターンオーバーといわれる肌が生まれ変わる周期が乱れてしまいます。そして一度ターンオーバーが乱れると、再度整うまでに時間がかかってしまうことも珍しくありません。

また、日々の生活で気をつけたいのはストレスをためこむこと。「ストレスをためるのはよくない」とはいえ、ストレス発散のための暴飲暴食や夜更かしなどは、肌トラブルにつながることも。軽い運動や趣味に打ち込むなど、身体に負担をかけない解消方法を見つけておきたいですね。

要因❷ 誤った方法によるスキンケア

自己流で行っているスキンケアの方法が実は間違っており、かえって角層内が乾燥しやすい状態を作ってしまっていることもあります。

化粧水で角層にうるおいを与えたあとは、乳液など油分を含むアイテムで「フタ」をし、うるおいをとじ込める必要があります。しかし化粧水しか使用していなかったり、使用量が少なかったりすると、せっかくお手入れをしても水分が蒸発し、角層内が乾燥してしまうのです。

化粧水などのスキンケアは、肌を健やかな状態に保つために必要不可欠です。適切なスキンケアを行って、乾燥をしっかり防ぎましょう。

要因❸ うるおい成分「セラミド」が不足している

うるおい成分「セラミド」が不足している

「肌の表面にある角層にはうるおいを蓄える働きがある」とお伝えしましたが、この角層を作るのに大きく関係するのが“セラミド”という成分です。セラミドはもともと人間の肌に存在している成分ですが、季節の変わり目など日常生活の湿度変化や加齢によって、どんどん減少してしまいます。

セラミドが減少してしまうと、どんなに水分を与えても蓄えておくことができず、スカスカのスポンジが水分をキープできないのと同じ状況になってしまいます。

“お手入れをしていてもなんだか肌が乾燥する”という方は、実はセラミド不足が原因で角層が乱れ、乾燥しやすい肌状態となっているのかもしれません。セラミドをしっかりスキンケアで補充することが、うるおいに満ちた肌ケアへの近道なのです。

敏感肌になりやすい肌状態とは?乾燥肌・混合肌の方は要注意

敏感肌になりやすい肌状態とは?乾燥肌・混合肌の方は要注意

乾燥肌とは

乾燥肌の多くはセラミドが不足している傾向にあり、その状況が続くとだんだんと肌が敏感になってしまうといわれています。セラミドが不足していると乾燥するだけでなく、外的刺激に反応しやすくなります。化粧水がピリつくなどの違和感や肌荒れなど、肌が不安定な状態に傾きやすくなるので注意が必要です。

混合肌とは

混合肌はベタつく部分とカサつく部分が混在している肌状態です。ベタつく原因は、乾燥から肌を守るための過剰な皮脂分泌によるものなので、しっかりと角層をセラミドで満たしてあげて、うるおいを補うケアをしてあげることが重要です。「テカリが気になるから」とさっぱり系の化粧水を使用していると、保湿力が足りずに乾燥が進み、敏感肌になってしまう可能性があります。

誰しも敏感肌になる可能性がある

湿度変化やストレス、加齢など、日常の些細な変化が原因でセラミドは減少してしまいます。セラミドが不足した状態が続くと、敏感肌になってしまう可能性があるので注意が必要です。

すでに敏感肌の方はもちろん、混合肌、乾燥肌の方も肌質にあった化粧水選びをすることで、ゆらぎにくい、うるおう肌を目指しましょう。

敏感肌の方はセラミドが配合された化粧水を

敏感肌の方は、配合されている成分にも注目して化粧水を選びましょう。敏感肌の方におすすめの成分について紹介していきます。

セラミド

敏感肌の方は、うるおいを蓄えるために必要な「セラミド」が入っている化粧水を選びましょう。乱れてしまった角層から肌を整え、うるおいが逃げない状態にすることが大切です。

グリセリン

肌をしっとりさせる「グリセリン」も敏感肌の方にはおすすめの成分です。肌への刺激が少ない成分ながら、水分の蒸発を防ぎ、乾燥による肌荒れを抑えてくれます。

BG・DPG

化粧品のベースを作る成分にも注目しましょう。「BG」「DPG」は敏感肌向けの多くの化粧品に使われています。乾燥肌や敏感肌の方は成分表を見たときにまず「BG」「DPG」が入っているものを探すのがおすすめです。

セラミド配合化粧水で敏感肌をケア!選び方のポイントと4つの注意点

セラミド配合化粧水で敏感肌をケア!選び方のポイントと4つの注意点

配合されている成分の他にも、敏感肌の方が化粧水を選ぶときに気をつけたいポイント4点をご紹介します。


アレルギーテスト済みか


肌に優しい・負担が少ないものか


肌と摩擦が起きづらいか


セラミド配合がおすすめ

① アレルギーテスト済みか

製品を選ぶ際のひとつの目安として「アレルギーテスト済み」表示の有無も参考になります。もちろん、すべての方にアレルギーが起こらないというわけではないので、初めて使用する製品に不安がある方は、ご使用前にパッチテストを行っていただくことをおすすめします。

② 肌に優しい・負担が少ないものか

敏感肌や乾燥肌の方が苦手に感じることの多い成分が入っていないかも、化粧水選びのポイントです。肌に合わない成分は人それぞれであり、人によってはアルコールや香料、着色料などが刺激に感じることも。その他にもご自身の肌に合わない成分が分かっている場合は、配合されていないものを選びましょう。

③ 肌と摩擦が起きづらいか

化粧水を選ぶときにはとろみのあるものなど、摩擦が起きにくいものを選びましょう。もし摩擦が気になるときにはコットンを使わずに、手でつけるのも摩擦を防ぐ方法として有効です。

④ セラミド配合がおすすめ

敏感肌の方に不足しがちなセラミドが配合されているかは重要なポイントです。複数種類あるセラミドのなかでも、敏感肌・乾燥肌に特に不足しがちな「アシルセラミド*」をお肌にしっかり与えてあげることがおすすめです。角層まで届いけて肌を整え、外的刺激から肌を守り、うるおいで満たしてくれます。もし、しっかり化粧水でお手入れをしているのに乾燥を感じる方は、セラミド配合化粧水に変えてみるとよいかもしれません。

*セラミドEOP(整肌成分)

敏感肌や乾燥肌の方が化粧水を選ぶ際にはこれらのポイントをおさえ、セラミドが配合されているか、など成分までチェックすることがおすすめです。

まとめ

敏感肌対策ならセラミド配合の化粧水を

敏感肌の原因や肌質の特徴、化粧水のおすすめの選び方について解説しました。肌の状態は季節の変わり目など日常生活の湿度変化や外部環境、生活習慣でも変化するため、どんな肌質の方でもある日突然、敏感肌になってしまう可能性があるのです。

そんな敏感肌対策には「クレスク by アスタリフト」がおすすめ。クレスクには富士フイルムの独自技術でナノ化したセラミド*1が高濃度*2で配合されており、肌に不足しているセラミド*1を補給しながら、ゆらぎにくい、うるおいに満ちた肌に誘ってくれます。

敏感肌の方におすすめの条件が揃ったセラミド*1配合の化粧水、「クレスク by アスタリフト」のジェリーコンディショナーをぜひお試しください。

*1 セラミドEOP、セラミドNP、セラミドAP(すべて整肌成分)
*2 富士フイルム ヘルスケア ラボラトリー比。