BEAUTY
2022.07.15
薄着の季節到来!おうちでできる
曲線美トレーニング
気温も上がって服装も薄着になってくるこの季節、体のラインが気になってきた方も多いのではないでしょうか?
今回は「曲線が美しいボディメイク」に定評があるパーソナルトレーナーの玉置達彦さんに学ぶ、初心者でも手軽に無理なくできる、曲線美メソッドをご紹介します。
INDEX
教えてくれたのは……
玉置達彦さん
パーソナルトレーナー
トレーニングはベッドの上などの歪む場所を避け、平らな場所で行いましょう。お風呂などに入り、筋肉をほぐしてから行うと、より効果的です。
PART① お腹
ウエストにくびれをつくる
ウエストを引き締めるには、お腹の横にある筋肉(腹斜筋)を鍛えるトレーニングが最適です。慣れてきたら、下ろしたほうの手にペットボトルを軽く握り、そのおもりを利用してトレーニングの効果を上げるのもおすすめです。
サイドベント [左右20回×1セット]
❶
脚を肩幅に開き、背すじを伸ばして立ちます。片腕を上にまっすぐに伸ばし、もう片方の腕は自然に下ろしたままに。
❷
上げた腕と上半身をゆっくり逆腕側の方向ヘ腰から斜め上に伸ばすイメージで傾けます。これを左右20回繰り返します。
NG!
腰を使って上半身を傾けるのはNG。これでは腹斜筋にアプローチできません。
PART② 二の腕
プルプルと揺れる二の腕を絞る
普段、動かすことが少ない二の腕は、筋肉が少なくて脂肪がつきやすいパーツ。特に洋服で隠れている冬の間は油断しがちですよね。この部分のトレーニングには、ダイレクトに二の腕の筋肉(上腕三頭筋)にアプローチを。筋肉を刺激して、血行や代謝を上げることで引き締まった二の腕を取り戻しましょう。
二の腕ストレッチ [左右20秒×1セット]
❶
椅子に浅く腰かけ、肩幅に脚を開きます。両腕を頭の後ろに回し、片方の手でもう一方の肘をつかみ、息を吐きながら内側に押すように上腕三頭筋を伸ばします。
❷
腕を持ち替えて、1と同じ要領で上腕三頭筋を伸ばします。背骨の位置に手のひらが向くように肘を曲げるのがポイントです。
PART③ ヒップ
引き締まったお尻を形づくる
筋肉が多い下半身は、鍛えないとあっという間に衰えてしまいます。特にお尻の筋肉が減ると代謝が衰えるという悪循環にもつながるので要注意。そんなヒップには、深層部の筋肉(中臀筋)を鍛えるエクササイズが有効。ポイントは股関節から開くこと。慣れてきたら膝上にゴムバンドを巻いて行うとさらに効果的です。
クラムシェル [左右50回×2セット]
❶
横向きに寝て、下側の手で頭を支え、上側の手で床を押さえて姿勢を安定させます。膝は左右をそろえて90度に曲げた姿勢で。これが基本姿勢となります。
❷
両足をつけたまま、呼吸をしながら上側の脚を「開く」→「閉じる」を繰り返し行います。お尻の筋肉を意識し、膝ではなく「股関節から開く」ように行いましょう。
NG!
上半身や腰が上を向いてしまうと、お尻の筋肉を刺激できないので、効果は半減。正しい姿勢をキープして行いましょう。